色彩と人柄の傾向


色彩の好みによって、以下のような人柄の傾向が表れるといわれてます。
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 <もくじ>
  ピンク  ピーチ  橙(オレンジ) 
黄色 ベージュ  茶色  栗色 
  黄緑  ミントグリーン  青緑  アップルグリーン 
  空色  紺色 
  赤紫  藤色  ラベンダー 
銀色  金色 
    灰色 


 外向的、衝動的で運動家タイプ。性的魅力に溢れ、思ったことを口に出す。感情の起伏が激しく、少しでも苦労の種 があると他人や世間のせいにする。躁鬱病的傾向があるので自制が肝心。短調さには我慢できず、自分の短所に気付か ない。冷静、客観性に欠く。
 また、この色を嫌う人は心身が疲労している。

☆男性
 精神的、身体的にまさしく人間的。強烈なキャラクターの持ち主で活発な行動派、国際派であり、指導的役割を担っ て常に啓蒙的な仕事をやり遂げる。血圧は高い。
 マスコミ関係、実業家、政治家、指導者などに多い。
 白を好む女性や、活発で感じ易い女性と相性が合うだろう。

☆女性
 常に主役を演ずる。女性の中の女性ともいえる人で、平均的男性の中では満足しない。気位が高い。感情的にすばや く反応する。
 経営者、建築家、音楽家、舞踊家、政治家、家元などに多い。
 青、または白を好む男性。また人柄、性格、思想が現実的で地に足がついた男性と相性が合うだろう。

橙(オレンジ)
 元気で人懐こく判りが早い。社交的で一人ぼっちを嫌う。また未婚のままでいることがあり、独身者が目立つ傾向に ある。人気者であるが故に注目されないとふくれっつらをする。組織化する素質を持つ。デザインセンスがあり、乱雑 は感じが悪いと受け止め、整理することを好む。

☆男性
 お人よしではしゃぎ屋、元気旺盛で時に度を越すことがある。人好きなタイプで愛想をふりまき、お喋り。
 スポーツ家、建築家、デザイナー、落語家、喜劇役者などに多い。
 灰色を好む女性、また自分で動機づけ独立した女性と相性が合うだろう。

☆女性
 暖かい心の持ち主で、誰にでも愛される人柄。常に微笑が絶えない。少々おっちょこちょいで陽気なムード。お人好 しで群居性があり、社交的。一人ぼっちを好まない。
 建築家、デザイナー、エンジニア、スポーツ家、未婚のキャリアウーマンなどに多い。
 ベージュを好む男性。また企画主催者、建設担当者、動機づける人、仕事のパートナーとの相性が合うだろう。

黄色
 心の悩みにアピールし、精神的に不安定な人々に黄色が救いになる。これを好む人は精神的に冒険好きで、常に目新 しさを求め、自己実現したがっている。多くの人々に暖かさを与え、最良の友となる。時々責任を避けて自由な考え方 や行動をとることがある。
 自分だけの考えにとらわれたり、因襲からの脱出を計りたいとき、難題に当たるとき、持ち物などに取り入れると効 果がある。

☆男性
 優れたビジネス頭脳があり、知性的。ユーモアセンスも備え、明るい性格の持ち主。天真爛漫で周囲の人々を陽気に する。
 営業マン、喜劇俳優、漫才師、カウンセラー、コンサルタントなどに多い。
 紫を好む女性、また社交的で話好きな女性と相性が合うだろう。

☆女性
 太陽のように明るく、しかも抜け目がない。話好きで豊かな表現力に富み、社交的で強烈なユーモアセンスがある。 健康的な日々をエンジョイし、知識欲があり、行動が先行する。
 営業担当者、コンサルタント、カウンセラー、スポーツ愛好家、ダンサー、クリエイティブ経営者、ブティック、流 通業者なそに多い。
 紫を好む男性、また仲のよい友人、信頼のおける相談相手としての男性との相性が合うだろう。
 

 調和とバランスの色で、上品で誠実な人に好かれている。一般に人の道を外さず、少々お喋りでもしばしば優れた教 育者である。日頃かなり社交的で群居性があるが、本当は田舎生活の方を好む。また、よく人に利用されることもある。 受けのよいことを何度も行おうとする。
 緑は鎮静効果があるが、あまり多用すると冷たく孤立した印象を与えてしまう。
 またこれを嫌う人の中には、時に精神障害がある。あまり好まないタイプは社会的関わり合いに抵抗し、しばしば孤 独な存在。

☆男性
 でしゃばらず謙遜家。控え目で辛抱強い。洗練された趣味を持ち、育ちもよく、礼儀正しい。
 医者、科学者、文学者、詩人、教育者、無口な行動派、レジャースポーツ愛好家などに多い。
 ベージュを好む女性、また健康を常に気遣い、心身を癒すタイプの女性と相性が合うだろう。

☆女性
 上品で誠実な人柄。食通で、そのための労を惜しまないから少々太りすぎ。礼儀正しく、紋切り型あるが、かなり社 交的で群居性もある。反面、都会生活よりも田園生活にあこがれる。
 教育者、医者、科学者などに多い。
 ピンクを好む男性、また医療のパートナー、人道主義的な男性と相性がよいだろう。
 

 不屈であるが悪く言うと独善的である。いつも自分の考えが正しいと思っている。時に自分の目的や根拠を誤魔化す。 グループに参加したがる。また感性に優れ、自制心がある。必ずしも率先者ではないが言動や服装にひどく気を使う。 他方、自己弁護とか自己正統化に才能があり、これは一人よがりに通じる。社交好きで若干疑わしく思ってる人とも友 達になることがある。そして他人は誰でも自分と同様に正しい生活をしていると思いたがる。我慢強く根気があるので 職場では優れた人材となる。

☆男性
 抜群の経営手腕があり、手がけた仕事は必ず成功させる。人脈作りがうまい。深慮遠謀を身につけ、果敢な行動を発 揮する。血圧は低い。強い性的衝動を持つが理性的に抑制する。
 企業経営者、実業家、知的職業人、教育者、政治家、芸術家、ビジネスエリートなどに多い。
 赤、白を好む女性との相性がよいだろう。特に明るい青を好む男性は、芸術家ないし、創作活動のパートナーとして の女性を求める傾向。また、濃い青を好む男性は、女流経営者との相性がよい傾向。

☆女性
 どのように金儲けをするかをよく知っている。常に冷静で献身的行為がみられ、思慮深い。独立独歩の自力本願。  経営者、教育者、弁護士などの知的職業人に多い。
 白を好む男性との相性がよいだろう。特に明るい青を好む女性は、芸術家、創作活動のパートナーとしての男性を求 める傾向。また、濃い青を好む女性は、仕事とか経営のパートナーとしての男性を求める傾向がある。


 直感の色。精神的で思慮深い色である。これを好む人は天賦の直観力を持つ。時にはにかみ屋で臆病、世を忍んでい ることもある。逆に指導的立場にあって、威厳と高貴に満ちている人がある。しかし、高度な感性が災いして他人を信 用することができない。仕事はいつも固い信念をもって最後までやりぬく。また、不思議で捉えどころがない。一般に 気位の高い人と見られている。この色を好む人は文化的志向があり、圧倒的に芸術家多い。他方、気取り屋とか気障な タイプもいる。自惚れも隠せない。芸術を好み、ゆうゆうと人生を楽しむことを心得ている。一方、紫を好きだと言う 人の中にはそのふりをしている人もいる。

☆男性
 気難しく感性豊かな人柄。人とは違っていたいと強く願う。個性が強い芸術家タイプ。文化に興味を持ち、理想論者。 威厳を保つのに熱心で、高い地位にあこがれる。
 歌舞伎役者、琴・三味線・日本舞踊・能楽など邦楽関係の芸術家、友禅など日本的図案化、日本画家、華道や茶道の 家元などに多い。
 黄色を好む女性、感性豊かで高貴な女性と相性がよい傾向。

☆女性
 並外れた天賦の才に恵まれ、下劣な局面を注意深く避けて通る。人柄は神秘的な魅力を醸し出す。
 舞踊家、芸術家、音楽家、哲学者、インテリアコーディネーター、カラーアナリスト、邦楽家、日本舞踊家などに多 い。
 黄色を好む男性との相性がよい傾向。また牧師など精神的パートナーをとしての男性を求める傾向がある。

赤紫
 ちょっと変わっていると思われても個性的でありたいと願い、現に個性的。一般に気難しく才気煥発タイプで、感性 豊かな人物。しかし興奮し易い。心が大きく、こだわらない性質で外向的な人柄。反面、自分の真価が認められないと 超然として打ち解けない。発言すれば辛辣。文化的志向が強く、しばしば大言壮語のの意見。哲学に興味を持ち、理想 については口数が多くなる。だが実行はできない。地位、財産を重んじ、上に媚び下に横柄な人もいる。
 またこの色を嫌いな人には、世俗にのめり込んでいる人もいる。

☆男性
 直観力に優れ、感性も研ぎ澄まされている。宗教的、妄信的に一つのことに執着する。他を引き離すほどに個性がユ ニーク。崇高さを求める芸術家タイプ。
 洋楽関係の音楽家、画家、デザイナー、特に男性服飾デザイナー、牧師、神学者などに多い。
 黒を好む女性との相性がよい傾向。

☆女性
 直観力があり、感性豊かな人柄。才気煥発タイプで気高くプリンセスの気品を備えている。
 オペラのプリマドンナ、声楽家、バレエの主役、ピアニストなど楽器のソリスト、画家などに多い。
 白を好む男性との相性がよい傾向。


 死と絶望の色であり、他方、永遠と神秘の色。これを好む人は神秘的な印象、また高貴や威厳を漂わせたいと思う。  片思いの人は好んで黒を着たがる。男性支配の国では女性が黒を着る。男性に守られ、妻や母の役割を果たすために 自分の個性を黒で閉じ込めるのだという説明がなされる。
 黒を好む人は人を動かす才能があり、力強いが、やや明るさと率直さに欠ける。他人と区別するために黒を使い、関 わらない事を願い、自分の世界に閉じこもりがち。しかし、他人に有無を言わせぬイメージを与えようとする。

☆男性
 きわめて男性的で積極的、行動力があり、お山の大将にならないと気がすまない。礼儀正しく義理人情にあつい。常 に強烈な威厳を備えている。
 その道の大家、学問の権威者、デザイナー、作家、独裁者などに多い。
 ピンクを好む女性との相性がよい傾向。しかし反面、自立本位だからパートナーは不要だと思っている。

☆女性
 神秘的に人の目に映ることを願う。意思強固で独立心に燃える。心身ともに若く情熱を抑えている。希望、夢が多く て一つにしぼることができない。
 学問の権威者、アイドルタレント、デザイナー、その道の大家、スポーツ選手などに多い。
 赤紫の好きな男性と相性がよい傾向。しかし反面、自立本位だからパートナーは不要だと思っている。

ピンク
 ピンクを好きなタイプは、ほとんどディレッタント(好事家、素人評論家)的な面を持っている。充分な教育を受け、 裕福に生活している。本音は赤が好きなのに、慎重を期す建前から赤を選ぶ勇気がない。愛情、感情にかけては細やか で、よく気配りをし、それが長所となっている。反面、人から守られたり特別待遇をしてもらいたがる。積極的に愛情 を求め、安心感を求める。大部分のピンク嗜好の女性は、自分がデリケートで傷つき易く壊れ易いと人に見られたがる。 またチャーミングで上品だと思われたがる。アクセントとして効果があるが、ピンクの多用は禁物。

☆男性
 他人に対して責任をとる。人を助け、活気付け、気配りと負担を厭わない。優しさでは人後に落ちない。女性以上の 優しさを発揮。
 教育者、料理家、美容家、裁縫師、デザイナー、舞踊家などに多い。
 緑、灰色を好む女性、または母親のようなタイプの女性や令嬢タイプの女性と相性がよい傾向。

☆女性
 女性そのもの、愛情や感情にかけては人一倍優しい。パステルピンクは柔和で上品な人柄。濃いピンクは強烈で強力 な人柄。感情で友達を押しのけたりしないで、むしろ傷つき易いタイプ。全身女性らしさで一杯。未知数の魅力を秘め、 本能的に男性を『男』にする。
 教育者、華道・茶道の家元、舞踊家、琴・三味線の師匠、グラフィックデザイナー、ファッションデザイナー、作家 などに多い。
 灰色、黒を好む男性と相性がよい傾向。また父親タイプ、あるいは子どもじみた恋人を求める傾向。

ベージュ
☆男性
 はにかみ屋だが暖かい心の持ち主。家庭的で円満な人物。いつも敗者を助けようとする。不屈で頼もしく堅実な人柄。 粋な趣味を誇りとする。
 医者、学者、園芸家、陶芸家、農園や果樹園経営者、オペレーター、板前、シェフ、熟練工、卸・小売業、和風芸術 家なのに多い。
 橙色を好む女性との相性がよい傾向。

☆女性
 堅実で信用がある。スタミナ、忍耐力も抜群。感情に走ることなく、誠実で保守的。上司に信頼される。責任感強く、 保守的。ビジネスも優秀。チームワークを作る特技あり。
 保母、看護婦、医師、学者、園芸家、陶芸家、テキスタイルデザイナー、プランナーなどに多い。
 緑を好む男性と相性がよい傾向。


 冷たく感情もなく不毛の色。白は純粋、無邪気、純真を象徴する。これを好む人は円熟さには程遠く、常に完全を目 指し気高い理想を抱いて努力するタイプ。また失われた青春を取り戻したいとと思う。そして生活のすべてにおいて白 の感触は欠かせない。一部は自惚れ屋で、同時に孤独なふりをする。人の目にとまり羨望の的になりたがっている。世 間では孤独な人というが、実際はきわめて家族思いで家庭的な人柄。

☆男性
 完全主義を貫く純粋な精神を尊重。健康な心と身体の持ち主。所属する世界で一番先端を走ることが生き甲斐。  実業家、一匹狼、カリスマ的、経営者、学者、料理家、シェフ、板前などに多い。
 赤、青、赤紫、白を好む女性との相性がよい傾向。また独立した寂しい女性に心惹かれる。

☆女性
 気高く高貴な人柄で、円熟さにはほど遠くても常に完全さを求め、不可能な理想を抱き続ける。生活と仕事をてきぱ きこなし、経営を成功させ、いい加減な男性を寄せつけないで威厳に輝いている。
 国際派、家元、名取り、航空機の操縦、ヨット(小型船)の操舵、乗馬、実業家、政治家などに多い。
 赤、青、白を好む男性との相性がよい傾向。あるいは、一匹狼だからパートナーは必要ない。

灰色
 用心と妥協の色。自分のエネルギーを消耗することなく心の平和を捜し求める色。物事に慎重で常に真面目でバラン スを保ち、分別があって洗練された人柄。控え目に人の役に立ちたいと願う。興奮や俗事をはねのけ、デリケートな神 経の持ち主で、報いを望まず尽くしてくれる。浮き沈み少なくバランスを保って生活を乗りきる。しばしば優れた経営 能力があり、オーバーワークになりがち。
 若い人で灰色を好む人は、現実から目を反らし、価値あるものを放棄して洞察力を鈍らせ、個性を抑制してしまう。 受身でエネルギーがない。そのため、ストレスがあるようだ。ひとたび決意すれば脱却してカラフルな色はすべて自分 のものとし輝く。楽観的に色を取り入れるとよい。
 またこの色を嫌う人は、灰色に無関心でなのでなく、変化に乏しい生活にうんざりしてるか、自分の平凡さな感情に 飽き飽きしている場合で、今の環境から逃れたいという熱望を抱く。また快楽主義の生活を夢見る人々は灰色を嫌う。

☆男性
 真面目な考え方に徹し、常にバランスを保つ。道理をわきまえ、控え目に役に立ちたいと思う。隠れた経営能力は高 く評価される。万人に愛される人物。
 企業経営者(しばしばその一陣の一人)、知的職業人、優れたビジネスマンなどに多い。
 ピンクを好む女性との相性がよい傾向。また大人しく服従し、あっさりした女性を求める。

☆女性
 洗練された趣味を楽しみ、控え目で奥床しい。バランスを保つことに優れている。経営能力あり。
 共同経営者、秘書、弁護士、公認会計士、税理士、教育者、牧師、文学者などに多い。
 橙、ピンクを好む男性と相性がよい傾向。また自分を支援し、大人しく服する男性が好み。
 
ピーチ
 この色を好む人は上品な人柄で、橙を好む人と似た行動志向タイプ。大人しい実行家で人道主義者。他人の感情をしっ かり受けとめ、頼もしくかつ、激励する力を持つ。が、同時にその優しさが人の迷惑になることも多い。自分自身も感 情的に自由でありたいと願い、好きなように行動する。
 子どもの好きな色であるが、ピーチの魅力は成長や教育を助成する点である。

 ピーチを好む男性は、思いやりがあって社交的な女性が理想。
 またこれを好む女性の理想は、いつも親切に気遣ってくれる優しい男性。

栗色(マルマーン)
 本心から情熱的。逆境にいても底辺から情熱をかき立てて向上したいという人が好む色。このような苛酷な人生経験 から、おそらく好ましい寛大な人物に円熟していったのである。生活苦で痛めつけられきたが、ともかく立派に生き抜 いて来たという人に多く見られる。感情を表に現すことなく、苦楽の豊富な経験の持ち主である。  能動的にいつも権威の座を得たいと願っているが、感情が乱されるとやたらと警戒して柔軟さを失い、怒ると移り気 になってしまう。
 自然のうちに、しかも比較的容易に様々な技能を身に付ける。生活を愛し、楽しいことには物惜しみしない。絶えず 気配りし、遊び、笑い、表情豊かに他人の心を癒してくれる。そのため多くの人が好意を寄せる。
 他方、ルビーのようなマルマーンは豊かな色であり、好色家が好む。一般には感性の高い人の好む色。

これらの人の理想の異性は、勝手気ままでも楽しさのある人。

黄緑
 知覚力抜群。しばしば隠遁生活に入ることを選ぶ。しかし世捨て人と見られると怒る。同時に自分の優れた心構え、 姿勢が賞賛の的になることを願う。生まれつき気が小さいところが短所で、人前をいつも気にするので人と会うことを 苦手とする。
 また、この色を嫌う人には民族的、社会的偏見の持ち主がいる。宗教、肌の色、国籍を理由に人々を軽蔑する。

ミントグリーン
 身体と感情を冷やし、落ちつかせる色。これを好む人は、思いのまま自分の精神を駆使して最高の洞察力を発揮する。 謙遜家。そのためか、他人の激しい感情の表明には大いに困惑する。
 自分のゴールを目指して一人静かに努力する。生活の向上を願い、知見を求めて止まらない。意思決定に関わる二者 択一は見事にやってのける。美学的調和や、自然主義の芸術などに強い興味を持つ。世の中を少しでも良くしようと願 い、優雅に振るまい、有意義に役立つ自分を見つけようと努力する。

 この色を好む男性の理想は、理想主義者でほっとした気持ちになれる女性。
 また女性は、治療専門家、開業医の男性などを理想的とする傾向がある。

青緑
 この色を好む人々には二つのタイプがある。一つは波乱万丈の人生で、自己充足型エネルギーの持ち主。いつも希望 に満ち、楽天的で信仰心あつく人を信じ易い。自分も他人もすぐに信用しきってしまう。これについては信念以上のも のを抱いている。
 もう一つは平静で魅力的な人々。感性豊かで洗練されている。着こなしもうまい。また超然として我慢強く、着実で ある。援助、指導は撥ね付けてしまう。私心のないやり方でいつも他人を助ける。
 さらにまた、この色を好む人の中には、気難しい性質で自惚れ屋で、虚栄心が強まるにつれ一定のはっきりした特色 が見られることもある。すなわち彼らは性的不感症(ナルシズムに到る)で離婚するケースが多い。
  
 この色を好む男性の理想は、精神的に奮い立たせてくれるパートナーとしての女性。
 女性は、独立して精神的に激励する男性を求める傾向にある。

アップルグリーン
 この色を好む人は、極端に従順で融通がきくので、どんな人とも友達になってしまう。しかも心が広い。冒険好きで ある。通常、新しいプロジェクトとか新しい企業を創設し、素早くトップに躍り出る。しかしそこに止まることを望ま ず、それだけに日常茶飯事にすぐにうんざりする。気まぐれで興奮し易い面がある。最大の長所は、あらゆるものに対 して外向性の関心を持つこと。持てるものを最大限に活用して自らを向上させ、充実させることを好む。

 これを好む男性の理想の女性は、挑発的で常に新しいタイプの人。
 また女性は、常に新しいパートナーがいて、パートナーの変更がある。

空色
 芸術的、創造的で、想像力の色である。これを好む人は気持ちを大切にして自由に表現する。時にリラックスするこ とが難しい。主役になりたいと願う。美術、音楽、文学などに刺激される。問題解決に当たるときは強烈な洞察力を発 揮する。芸術から企業経営にわたってアイディア、画像、形状を創作し、いつも新しさを生み出す。ひらめきが賞賛さ れることがある。事業を企てて社会のニーズにこたえることを好み、新しい投機的事業や合併企業に前向きに投資する。
  
 この色を好む男女の理想は、芸術家ないし、創作のパートナー。

紺色
 賢者の色といわれる。これを好む人は意思決定をその仕事とする裁判官、社長、経営者に多く見られる。人物評価に ついても優れた判断をする。その知性は尊敬の的であり、立法者として適任である。女性は少し威張り散らすが、自立 の傾向があり、男性は自己管理が抜群で他人からのアドバイスは時に受け入れない。知識と権威を好み、社会全般にわ たっての教師である。

 男性は女流経営者を理想の女性像とし、女性は仕事や経営のパートナーを理想とする。

藤色
 この世の花ともいわれる平穏で上品な色。これを好む人は平和を志向し、感じ易く繊細で内気だが、他人をよく指導 する。職場の人気者で、友人を力づける。一方、いつも自分の感性を理解してもらいたいと願う。もしそうであるなら、 少し青を好むとよい。

 これを好む男性は直観力があり、常に精神的であるパートナーを求める。
 また女性は、自分の感性に敏感な男性を理想としている。

ラベンダー
 綺麗な色だが、使い過ぎると冷たく見え、不快感を与える。
 これを好む女性には自惚れが強かったり、お高くとまってる人が見られる。高い生活水準を維持し、薄汚くみすぼら しいものに決して目もくれない。一方、いつも非の打ち所のない女性で、常に着こなしが美しい人もいる。生活の中で も洗練されたものを求め、高尚な主義主張を持つ文化を探求し続ける。自らの手を汚したくない、俗悪なものに巻き込 まれたくないという姿勢を保つ。

 男性は全般にちょっと気取り屋で、常にチャーミングでありたいと願う。才気縦横で機知に富み、洗練された人品の 良さは生まれつきのもの。芸術を愛好し、芸術家の資質もある。幻想の世界に生きようとする傾向を秘め、自分だけで も生き延びようという本能はそっと隠しておく。
 創作者の場合、いろんなデザインを手がけ、素晴らしい作品を作る。異国趣味の服飾デザイナーはその典型である。 生活様式については常に高いレベルにあこがれる。

茶色
 土の色。不屈で頼もしく見える。これを好む人は、物事を岩のようにがっちりと受け止め、他人を力づける。堅実な 精神で、「私にまかせなさい」が口癖。危険などから身を守る才能があり、あらゆる雑事を秩序正しく整える。大袈裟 にしたり、気取ったりすることなく、正直が人徳なっている。
 自分のことをうまく言い表せないはにかみ屋が多く、暖かい心の持ち主で、いつも弱者を助けようとする。それでも 人には話を聞いてもらいたがる。農業をはじめ、自然界と親密な職種の人が多い。身体を使って働くことが好き。感情 に走ることなく、安定した心の持ち主。気転がきくとはいえないが、責任感が強く、他の誰もが嫌がる仕事をやっての ける。そんなところが他人からあてにされる。
 スタミナ、忍耐力もある。自分の財産管理に非常に慎重で、投機的なことはやらない。

 男女とも、堅実で支援してくれる助けになるパートナーを求める。

銀色
 この色を好む人は例外なく自分の価値は高いと思い込んでいる。騎士のように人を助ける。後ろ盾となり、他人を守 りたがる。貧富に係わらずロマンチスト。友人とすれば最高の人物、信頼できる人柄である。自ら手を差し伸べるより は、自分を頼ってくる方を好む。常に世間の注目の的となりたがる。職業としては、司法官や弁護士などが適任。

 男性はロマンチックで信頼に価する友人としてのパートナーを希望する。
 女性は騎士のような男性が理想。

金色
 富の色。これを好む人は金のように至高の理想を抱き、おおらかな人徳の持ち主。他人に対して強力な保護者となっ てくれる。いつも花形、大立者を目指し、それ以外は眼中にない。威厳と浪費を好み、破滅の原因はいつも途方もない 夢である。夢が打ち砕かれると、それまでの外向的な性格は一変して内向に転じ、自分を必要以上に責めたててしまう。
 中には世間で気まぐれと見られる人もいるが、概して高い識見と誇りを持つ。気持ちがほぐれると指導者としての力 を発揮し、トップを自覚し未来の夢を描くこともでき、みんなの期待にこたえる。

 この色を好む男性の理想のパートナーは、自分で目的を達成し、成功した女性。
 また女性は、銀行家とか富裕な男性が理想。

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