★月と潮汐 | ★干潮と満潮 |
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★人の誕生と死 | ★種まき | |||
★人体と潮汐 | ★月のリズム |
☆月と潮汐(ちょうせき)
地球上で起こる潮の満ち引きは、太陽や月、地球などの引力と関係があります 。なかでも月と太陽の引力が海水を引っ張るために起こるといわれています。
月に近い海では、月の引力が大きいので海水が盛り上がります。地球は一日一 回自転しているため、反対側の海でも同じ現象が起こり、海水が盛り上がり、 これを満潮といいます。
逆にこの二つの満潮の中間にある海は、海水が減るの で引き潮となり、これを干潮といいます。
太陽は月よりも遠いため、引力は月の約半分になりますが、太陽と月の位置 により互いの引力が重なり合ったり、打ち消し合ったりし、潮の満ち引きは大 小に変化します。太陽と月が直線上に並ぶとき、引力が重なるので満ち引きが 一番大きくなります。これは新月や満月のときに起こり、これが大潮です。
☆干潮と満潮
干潮とは、潮が引いて海水面が最低に達した状態のこと。
引き潮/低潮(ていしお)/ひしお/ ともいう。
満潮とは、海水の水位が一日のうちで最も高くなる現象のこと。またその時。
満ち潮/ ともいう。
☆人の誕生と死
自然分娩では、人は満潮のときに生まれると言われている。
また統計的に、満月のときには男の子、新月のときには女の子が生まれることが多いといわれている。
逆に人が息を引き取るのは干潮時間だといわれている。
☆種まき
古くから人々は経験的に農作物と月との関連を知っていたようだ。
地上に成長するものを収穫する作物(トマト、トウモロコシ、ピーマンなど)を育てるときは、上弦の頃に種まき をするとよいといわれており、逆に地下茎作物(ジャガイモ、タマネギ、ニンジンなど)を育てるときは、下弦の月 の頃に種まきをするとよいといわれている。
☆人体と潮汐
人体のほとんどが水分で出来ている以上、潮汐にみられるように月の引力と無縁であるはずがないといわれる。な かでも血液は人体にとってかなりの水分量といわねばなるまい。
満潮時に怪我をすると、同じ怪我でも出血の量が多い。ことにそれが新月や満月の大潮の時間にあたると出血量は 増す。そのため、医者は大手術のときには大潮を避けるらしい。
☆月のリズム(何かを始める、やめるタイミング)
●新月のころ
新月期は直感力が活発になるといわれている。直感を生かすならこの時期がよいだろう。
また始まりの時期ということから、昔から新しいことを始めるのなら新月期といわれている。新月以後、月は満月 をめざして充実していく。新しく始めたことが成功する確率も高くなる。アルコールやたばこを止めたい人はこのタ イミングを上手に利用すると良いだろう。禁断症状が出にくいらしい。
●新月以降、月が満ちていくとき
また月が満ちて行くときは、吸収、補給、摂取。つまり身体がいろんなものを貯え、保護と休養を促す時期。その ため、普段通り食べても太りやすく、ビタミンやミネラルも吸収されやすい。この時期のダイエットは効果があまり 期待できそうにない。ダイエットを始めるのなら、満月から始める方が効果的。
●満月のころ
感情が活性化するといわれている。外国ではルナティック(狂気)と表現されるほど、感情面に強く働きかけるら しい。もちろんそればかりでなく、行動力も高まる。商談、イベントごと、お祭り、勝負事といった行事にはもっと も力を発揮できるだろう。
●満月以降、月が欠けていくとき
一方、何かを止めたり誰かと別れたりする場合は満月後、月が欠けて行く時期を選ぶとよい。こうする事によって ダメージを最小限に留め、それをスムーズに終わらせることができます。仕事を辞める、恋人と別れる、などに利用 できるだろう。
また新月期とは逆に、満月を境に人の身体は水分をはじめいろんなものを放出していく時期に入るため、ダイエッ トを始めるのなら、この時期から始めると効果が期待できる。たとえば、この時期に長風呂をすると汗も放出され易 い。